昨日で我が家のぽこちゃんが4ヶ月になりました。
寝返りできるようになってコロコロ転がってます。
表情も豊かになって、ますますかわいいです。楽しいなぁ。
学生の時から、将来したいことのひとつに
「子育てしながら好きな仕事をする」
を掲げてきました。
ご縁があってそれを実現できる環境ができ、夢を叶えられた訳ですが、そう簡単なものでもなく…。
同じように子供育てながら仕事してる人ってどうやってるんだろう?
保育園はいつからお世話になることになるのか?
はじめてなのでわからないことばっかり。
ちなみに私たちの環境は
・夫婦ともに個人事業デザイナー
・夫が事務所代表、私が正社員として勤務(家族なので役員扱い)
・事務所と自宅別、徒歩圏内、仕事は基本9時〜18時
です。
出産を機にもらえるお金の違い
働く女性が出産でもらえるお金はいくつか種類があって、2017年現在では
①出産育児一時金(1人につき42万円、だいたい出産時の費用として相殺される)
②児童手当(3歳まで1万5千円、3歳以降月額1万円)
③出産手当金(日給の2/3が健康保険から支給)
④育児休業給付金(日給の67%、または50%休業期間に支給)
があります。
ただし条件があり、出産手当金は社会保険に加入している人対象、育児休業給付金は雇用保険に加入しており会社に申請書を出した人がもらえます。
これらのおかげで共働きの家族も数ヶ月は仕事をお休みして育児に専念できる訳です。
が!
私の事務所は代表が個人事業として行なっているもので、会社ではないんです。
なので健康保険は国民健康保険、雇用保険もありません。
なのでもらえるお金は①出産育児一時金と②児童手当のみとなります。
専業主婦と自営業のお母さんも同じ扱いとなります。
一応わたし正社員なんですが…。正直、もっともらえるものだと思っていたのでショックでした。笑
日本は自営業や小規模事業のお母さんに厳しいんだな…。
というわけで、長く休んでいたらその分お金は減って行く一方なので、なるべく早く仕事復帰したい!と思い策を練りました。
生後一ヶ月から在宅勤務開始、すこしずつ現場復帰へ
うまれたばかりのぽこちゃん。小さい…。
出産時の傷は、交通事故にあったときと同じくらいのダメージだそうな。お母さんのからだは約半年かけてゆっくりと回復していきます。
新生児期は、赤ちゃんは基本外出禁止なので、最低1ヶ月は病院の言いつけを守って家に篭り、療養と赤ちゃんのお世話に従事。
さすがにこの期間はお仕事するのはきついです…。
出産前は、1週間も休めば大丈夫じゃないの?とか能天気に考えていたんですが、子育てなめてました笑
正直いっぱいいっぱいで、仕事復帰なんて無理!!と思っていたのですが、1ヶ月も経てば少し余裕が出てきて、仕事したいな〜…と思えてきました。
幸い自宅でもできる仕事があるので、子守をしながらデスクワーク。体力に余裕があるときは事務所で作業もしてみる…という感じで
すこしずつ現場復帰をめざしました。
幸い周りのサポートと、オフィスシェアしている先輩が仕事を手伝ってくれたおかげで、少ない負担で仕事を続けることができました。
実際子育てと勤務を兼業してみてわかったこと
いまは事務所にベビーベットを置いて、そこに寝かせながら仕事をしています。
ベビーベットは大和屋さんの「リリワゴン」を使っています。
キャスターがついた可動式なので作業場所に合わせてゴロゴロ動かせるのが便利です。
事務所に子供を連れて、子供をあやしながら勤務、というのはまだまだ少ない事例だと思いますが、これまでやってみて感じたことをまとめてみます。
メリット① 常に子供と近い距離に居られる
ねんね期のお母さん側からすると一番大事なのは、授乳です。
赤ちゃんが近くにいてもいなくても、3時間ごとに乳は張りますから!
ミルクの準備や搾乳の心配をせず、保育所の送り迎えの心配も無いのである意味自由です。
メリット② いろんな人に触れ合う環境に居られる
赤ちゃん本人がわかってるのかわかってないんだか、それはわかりませんが笑
日常的に他人と触れ合う機会があるのは母子ともに良いなと思います。
そのおかげか、愛想はめちゃくちゃ良いです。お客さんが来ると満面の笑みで迎えてくれます。
メリット③ お互い良い気晴らしになる
家でお母さんと赤ちゃん2人きりの時間が続くって、こんなに大変なんだ…。と思います。
事務所でおしゃべりをしたり、泣いてる赤ちゃんを少しでも見てもらえたり、
それだけで随分と気持ちが違います。
赤ちゃんも外に出ると泣き止んだり、環境を変えるといろんなものに興味をもってくれるので扱いやすいです。
赤ちゃんの顔見にきたよ〜って気軽に顔を出してくれる人が増えるのも嬉しいですね。ついでに仕事の話が出来たり、良いことが多いです(^^)
だれかとお昼ご飯を食べられる、というのも私にとってはすごく大きいです。
デメリット① 負担は分散しない
「事務所に子供を連れて、みんなに子育てしてもらおうかなって思ってます♪」
生まれる前はそんな事を言っていたのですが、そんな簡単にいくものじゃなく。
当たり前だけど皆仕事を持ってる訳だし、皆子供好きなわけでもないし、
率先して泣いてるこどもをあやしてくれる人はいません笑。
もう少し楽になると思ってたんですけどね…。←甘い
うちの従業員はみんな子供のいない家庭で、みんな赤ちゃん初体験みたいな状態なので、尚更。私も産む前は怖くて他人の赤ちゃん触れなかったし。
子育て経験のあるスタッフが1人でもいたら、また違ったかもしれません。
デメリット② 赤ちゃん都合で動かないといけない
上の通り、基本はお母さんが子守することは変わらないので、赤ちゃんが泣けば仕事中断することは避けられず。事務所にいるのに、何時間も赤ちゃんにつきっきり…という事もあります。メールひとつ打つのも一苦労です。
30分もあれば済む作業が、2時間も3時間もかかります。単純計算で1日に3日分働くくらいの負担に感じます。
なので〆切厳守の仕事を持つと精神的にもとってもツライと思います。幸いうちはクライアントと直にやりとりする仕事が大半なのである程度調整できるからありがたいですが…。つねに2,3日余裕のあるタスクで動きたいところです。
赤ちゃんは泣くのが仕事なので、自分の仕事を邪魔されたからと言って怒ってはいけません。心を無にしてひたすらご機嫌とりに従事します…。
事務所で仕事しながら子育てできるのはとってもありがたいことだし、タスク溜まってるのに子供泣いててあわわ〜〜ってなってるときに、あやしてもらえると涙が出るほどありがたいです。
仕事時間、いまはほぼフルタイム&残業もありな状態。ほんとはこんな働きたく無いんですけど、夫の仕事を手伝う人が私しかいない&私の仕事を引き継ぐ人がいないため、止むを得ず。共倒れになる前に求人取ってほしい…。
というわけでデザイナーさん募集してます!デザイン大好き、子供好きな人だとなおよし!です。
はいはい、立ち歩きが始まったらどうなるのか…
まだ見当がつきません。このまま事務所で子育て続けられるんだろうか?
もう少し大きくなったら、いろんなものに興味を持ち出すし、今以上に黙ってじっとしていられなくなるだろうし…。保育園入りたいとなったときにすぐに入れるかも心配。
先輩ママは、6ヶ月から入れた方がいいよ!って人もいるし、一時預かりでしのげるよ、って人もいる。人それぞれだよねぇ…。
保育園入りたい時に入れないのが一番困りそうなので、ぼちぼち入園先のリサーチをしようと思います。